嫌な事は忘れよう!ストレスをためない考え方

仕事で嫌な事があっても、家に帰るまでの道のりで捨てて来い、というアドバイスを受けた事があります。でも、そうは言っても「嫌な事」って尾を引いてしまうので、なかなか消化できませんよね。

今日は「指示されなくてもやれ」と言われたので、その事を普通にやっていたら「どうして指示してないのにやったんだ」というなかなか理不尽な事を言われてしまいました。ミスはなく、クレームでもないのですが、何が気に入らなかったのか分からりません。機嫌悪かったのかな……。理由も分からず注意されたので、ちょっとムッとして、仕事片付けてサッサと定時に帰宅しました。

モヤモヤしながら帰り道を歩いていた時、柴犬の散歩をしていたおじいちゃんと出会いました。「こんにちは~」と挨拶をすると、おじいちゃんも、「はい、こんにちは~」とにこにこ返してくれました。

それだけでも気分がほっこりしたのですが、柴犬がこちらを見上げてくれたんですよ。ただそれだけなんです。撫でたりもしていませんし、懐かれたわけでもありません。ただ柴犬が綺麗な目で私を見上げてくれたんです。可愛かった。

それだけで嫌な事が「まぁいいか」ってなったんです。嫌な事があった時はすぐに青空を見ると良いと聞いた事がありますが、それと同じく動物を見る、というのも効くんだな、と思いました。動物の可愛さを記憶するための脳の容量を増やしたくて、嫌な事なんてポーンと放り出す事が出来たんですよね。

嫌な事があったらすぐに楽しい事とか、綺麗なものとか見て、頭の記憶容量をいっぱいにすると、嫌な事を忘れやすくなるんです。あと私がやっているのは、嫌な事の光景を脳内で一枚の写真みたいにして、それを燃やすイメージを持つ事です。楽しい事や綺麗な事と比べると、ちょっとネガティブな対処法になるんですが、綺麗サッパリ燃やし尽くして無くす、という感じ。一回で消えなかったら二度、三度と繰り返している内に、「フフン、燃やしてやったぜ!」って、すっきりとした気分になれますよ。