ずっと地元で生活をしていると、たまに別の土地へ引っ越すということに憧れることがあります。
そういう時って大体、自分が人間関係をリセットしたい時なんですけどね。
仕事が辛いよ!
特に人間関係がもうだめだ、しんどい!!!
ってなった時、すべてをリセットして自分を誰も知らない場所へ行きたい……ってなるんですよ。
この現象が何だろうなって調べたら『リセット症候群』って名前がついておりました。すごい。
だいぶ昔に放映されていた、学校の怪談という映画で登場人物が「人生ってリセットきかないからさぁ……」って言っていた台詞を今も覚えているんですが、微妙に対比しているなぁって。
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仕事を辞めると、その人間関係はリセットできる
ちなみに引っ越しをしなくても、仕事での人間関係はリセットできます。まぁ退職なんですけどね。
仕事を辞めても関係が続く人って、友達か、よほど仲が良くないと無理だと思います。一緒に仕事をしていて、数回話して、会って、でもそのうちに自然と連絡を取らなくなってそこで終わり。
私も経験したことがあるんですが、本当にそれなんですよ。友達なら趣味の話題とか、会わないとか、そういう話はしますけど、普通の付き合いだった職場の人には特に話すこともないですし。
私がそう思っているだけかもしれませんが、本当になかったですね。
連絡先を交換していなければ、仕事を辞めた途端に、その繋がりは切れます。
街中でばったりってのは、まぁ、あるかもしれませんが、確率はかなり低いです。会社で働いている人以上の人間が住んでいるわけですから。近所の人だったらその確率は上がりますけれども。
人生はリセットできない
先ほどの学校の怪談の話題に戻りますが、いくらリセットできるものがあると言っても、やっぱり人生はリセットできません。
正直、私もね、学生時代あたりまでリセットして戻りたいって気持ちはすごくあります。
今の自分を知った上で戻ることが出来たら「これを学んでおいた方が良いよ!」「こういう仕事を選んだ方がいいよ!」って理解している状態で進むことができますから。
資格とか、技術とか。今よりずっと勉強する時間を確保できるので、色々と出来るようになっていただろうなって。
それを知らなかったから、その積み重ねで今の私があります。それは決して悪い事ではないとも思いますが、もしリセットして戻ることができたら、ずっと楽な状態でここまで来ることが出来たんじゃないかって。そう、思います。
手に職はあった方が絶対に良い
何も持たないまま働き出した私ですが、だからこそ言えるのは「手に職はあった方が絶対に良い」ということ。
私があったらいいな~と思ったのは、
電気工事とか、そちら関係の技術や知識。
建築関係の知識や技術。
デザインやイラスト系のソフトの知識。
プログラミングの知識。
料理の知識。
この辺りのいずれかを持っていれば、個人で何かするにしても、すごく便利だと思っています。
何も持たないままでも何とか生きておりますが、持っていたら絶対に良かった。『自分はこういうことができます』って自信、本当に最強の装備なんですよ。
私も少しずつ勉強しておりますが、仕事と並行してはやはりきつい。学生時代に戻れたら、こういうことを勉強したいなってずっと思っています。