自分は何もできないからの逆転

自分の武器が何であるか、私がその事を考えるようになったのは、社会人になってしばらくしてからでした。

武器、つまり、自分のセールスポイントです。何が好きか、何が得意か、何をするのが一番楽にできるのか、そしてそれで稼げるのか。それを少し話してみようとおもいます。

目次

自分は何も出来ない、からの発見

前の記事でも書きましたが、私は大学へは行っていません。

就職して、その時初めて「自分が何も出来ない」事に気が付きました。転職を考えて履歴書を作った時、驚くほど持っているスキルが少ないかったのです。

これは私が「学んでいなかった」「学ぼうとしなかった」という理由も大きいです。

就職して、現状に満足していたために、いざ勤め先が倒産となった時、自分の知識不足や技術不足を痛感しました。

そこで私は、求められているスキルはないけれど、なら、それ以外の自分はどんなスキルを持っているのだろうと考えるようになりました。

何も出来ない人はいない

そうして、一般的な生活をして、仕事をして、毎日を暮らしている。だから別に、何もできないなんて事はないと気づいたんです。

私が何が出来るのか、何が好きか、そうしてまずは紙にピックアップする事から始めました。

私の場合は「文章を書く事が好き」「ゲームやアニメが好き」「風景の写真を撮る事が好き」「一人で何かする事が好き」「簿記が出来る」辺りが出て聞きました。では、そこに、これがあってどうなるのか、という部分をつけ足してみます。

「文章を書く事が好き」=ライティングの仕事は出来るのではないか?

「ゲームやアニメが好き」=そちら方面の知識はそこそこある

「風景の写真を撮る事が好き」=素材として使える可能性がある

「一人で何かする事が好き」=個人で出来る仕事には向いている

「簿記が出来る」=今はソフトで対応出来てしまうけれど、使えた方が理解が早い

さて、どうでしょうか? こう見ると、何も出来ないなんて事はないように感じませんか?

自分の事を知らない人が多い

自分が何が好きか、それで何が出来そうか、という事を知らない人はそれなりにいます。

こんな事が出来る、こんな事が好きだ、とぼんやり浮かぶことは出来ても、明確に言葉にしたことはあまりないのではないでしょうか?

私はそうでした。他人に対して自分をプレゼンする、という履歴書を前に、ようやくその事に気づけたのです。

自分が何が出来るか、何が好きかを、文字にして自覚すると「まだまだ出来る道はある」と視界が開けます。

何も出来ない、そう思った時は、ぜひ一度、自分の好きを書き出してみて下さい。

自分は何も出来ない、その思考からの逆転が、自分で生きる・稼ぐという道を新しく作ってくれますよ。