働いていた会社が倒産した時、私は初めてハローワークを利用しました。
私は会社勤めをして10年間、ずっと同じところで働いていましたから、やむなくとは言え転職をするのは初めてで、自分にとってハローワークとは未知の領域だったのです。 関連記事:10年勤めた会社が倒産し、転職にも失敗した私が、それでも何とかなった話
どういう場所なのか分からないのって、結構怖いですよね。私も初めて行く事になった時は、とても緊張しました。
目次
ハローワークの名前の由来って?
ハローワークとは、正式には公共職業安定所と言います。
公共職業安定所、何だか難しそうな名前ですよね。実はハローワークって愛称なんです。
地域住民に親まれ発展していく事を目指して、全国から愛称を募集した中で選ばれたのが、この「ハローワーク」という名前だったそう。
これ公募だったんだなぁとちょっとびっくり。覚えやすくて、うまい名前だなぁと思います。
私の地域のハローワーク
私が住んでいる地域のハローワークの建物は、ごくごく普通のビルでした。
狭い階段を上っていった先に、会社の部署のような雰囲気であったのです。
外見や階段の様子とは違って、とても明るく綺麗な場所で、初めて見た時は驚きました。
受付や、各種手続きの窓口、パソコンで求人情報を調べられるコーナーが一つのフロアに入っていましたね。いつ行っても、仕事を探す人達でいっぱいでした。
仕事の探し方①:パソコンで求人情報を探す
受付でパソコンを借りたい、と申し出ると、使えるパソコンの番号が書かれたカードを貸してくれます。それを持ってパソコンに向かい、求人情報を調べます。これがいいな、と思った求人情報は印刷も出来ますよ。
ちなみにパソコンで見れるのは求人情報に関するものだけで、当たり前ですがネットサーフィン等は出来ません。
パソコンには使用できる時間制限があります。番号を渡される時に、一緒に時間については教えてくれるので大丈夫ですよ。
仕事の探し方②:窓口に相談する
パソコンで求人情報を印刷したら、それを持って窓口に行きます。
直ぐにというわけではなく、順番待ちになるので、順番待ち用のトレイに自分のカードを入れたら自分の番になるまではのんびり待ちましょう。順番になったら呼んでくれるので、窓口へ行きます。
そこで求人について話したり、募集先と電話をして面接日などを調整してもらたり出来ます。
事務的な態度を取られるかも……と不安に思うかもしれませんが、意外とそんな事はありませんでした。
ハローワークの職員の方は、こちらの事情などを考慮して、親身になって話してくれるので、安心して色々相談する事が出来ました。
あとは自分で頑張るのみ!
ハローワークで紹介をしてもらい、面接日が決まったら、あとは自分で頑張るのみ!
私はハローワークの就職面接に関する講習を受けたのですが、実際の面接で生かせてとても役に立ちました。
特に面接で何を聞かれるか、とかですね。事前に講習会の資料で予習していたらその通りの事を聞かれて、何とかすらっと答える事が出来ました。
仕事の紹介頂いた時もそうですが、私はこの時に一番ハローワークに感謝しました。ありがとうハローワーク!
ハローワーク以外での仕事の探し方
実はハローワークの求人って、自宅でも閲覧する事ができるんです。ここで探して「いいな!」と思ったら、すぐにハローワークに飛んで行って、求人票を印刷して……という事も可能。
私はハローワークに毎日行くことができなかったので、この方法で仕事を見つけて、ハローワークに跳んで行きました。
これなら昼夜問わずに探す事が出来ますからね。
ただ、条件や環境など、それだけでは分からない事も多いので、実際にハローワークの窓口に行って相談はした方が良いと思います。
ハローワークと同じく、インターネットで求人を探す事が出来る転職サービスも色々出来ています。例えば、幅広く転職をサポートしてくれるDODAや、
自分のデータを入力して、そこから自分の適正年収を教えてくれるMIIDAS(ミイダス)など、
ハローワークに限らず、今は様々な方法で仕事を探す事ができます。ハローワークにない求人もあれば、逆にハローワークにしかない求人もあります。 関連記事:病院の売店の仕事内容とは? 病院の売店で働いていた時に感じた4つの事!
自分にとって一番向いている探し方で、より良い仕事に就けるように頑張っていきましょう。