気が付いたら指の皮をむしっていた……それって皮膚むしり症かも?

皮膚むしり症ってご存じですか?
蚊に刺された時のように、かゆかったりするわけでもなく、自分の皮膚をむしってしまう障害のことです。

私も昔から、無意識に右手の中指の皮をむしってしまう事がありました。

私、子供の頃に中指にタコが出来た事がありまして、そこが他の皮膚と違ってちょっとぼこっとしているんですよね。
そこをむしっていました。

目次

無意識にむしって仕事の時

私の場合は、仕事をしている時に、気が付いたらむしっている事が多かったです。

皮膚むしり症は、原因自体ははっきりと分かっていませんが、緊張時やストレスを感じている時に『皮膚をむしる』事で、それを発散させている、というお話があります。

言われてみると確かに、お休みの日や、気持ちに余裕がある時は、皮膚をむしったりしていませんでした。

皮膚をむしるのが止められない

皮膚むしり症で皮膚をむしっている時や、むしり終わった時、すごく満足感や安心感。ほっとした感情、そういうのが沸き上がってきます。
私の場合、なぜかむしった皮膚を、ぼんやりと観察している事もありました。

でも、いずれも一人の時です。
誰かが近くにいる時は、むしったりしませんでした。

ですが、一人の時は、また無意識にむしっています。
むしれる皮膚がなくなるまで、それは続きました。

気が付いたらむしっているので、全然、止められないんですよね。

どうやって皮膚むしり症を治したらいい?

皮膚をむしったらだめだ、と我慢していると、これもだいぶストレスが溜まったりしませんか?

むしっている時は良いけれど、むしった後で指を見ると、悲しくなってしまいますよね。
私も何度も、何度も、我慢しよう、辞めようって、こらえようとした事があるんです。

皮膚をむしっている指に絆創膏を張ったりして、むしれないようにしてみたり。
でも、毎日そうしているわけにもいきませんし、絆創膏の上から触ってしまって意味がなかったです。

その結果、自力で止めるのは無理でした。
いストレスにさらされた時、皮膚をむしりたい衝動を抑える事ができないんです。

心療内科やメンタルクリニックへ行くか、ストレスの原因から離れるか、少しでも皮膚むしり症を減らすためには、その二つが最良だと私は思います。

仕事の場合は異動や、こちらは生活面を考えると難しい事でもありますが転職を考えてみたり。
ストレスの原因からとにかく離れて、心が穏やかになれる場所にいたら、私は指の皮をむかなくなりました。

今の社会、それこそストレス社会と言いますが、何より大事なのは自分の身体。
皮膚をむしり症が出たら、自分の心は疲れていないか、苦しいと感じていないか、自分で自分を心配してあげてくださいね。

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