「今すぐにこれをやってくれないと困る」
そんな風に、急かされたことはないですか?
自分の中に、確かにそのことを「しなければ」という気持ちがあっても、他人から急かされると、急にやる気がなくなってしまう……。
そういうものを『心理的リアクタンス』と言うそうです。
心理的リアクタンスとは、誰かに行動を強制されたりすると、抵抗感や反発心を抱いてしまう心理のことを言うそうです。アメリカの心理学者ジャック・ブレームさんが提唱されたものだそう。
今まで、そういう感情が起きることは度々ありましたが、名前がついていたことに、私は驚きました。
よくよく思い出してみると、仕事でも、指示を出したり、仕事を教えたりする時に、たまにそういう反応をする人がいました。その時は、自分が年下だから、そういう指示を受けたくないのでは、と考えていたのですが、もしかしたら、こちらの理由もあったかもしれません。
指示の出し方や、仕事の教え方を、もう少し工夫してみれば良かったのかもしれないと、思うようになりました。もちろん「年下だから」という理由だけで、反発されることもありますけどね。
ただ、どちらにせよ人と仕事をしていく上では「伝え方」を学ぶ必要があるなと実感しました。
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いくつか書籍を買ったのですが、こちらは漫画で描いてくださっているので、読みやすかったですね。![]()
また、自分もそういう気持ちにならないように「言われる前に済ませる」ということも大事かもしれません。もしくは、言われた時に「これは自分がやりたいことだ」と、自分自身に言い聞かせることも良いと思います。
「他人」に機嫌を左右される必要はない。
自分の機嫌は「自分」でとる。
よく言われる言葉ではありますが『心理的リアクタンス』という言葉を知って、その意味が理解できました。


