語彙の知識は読書の積み重ね

昨日、ツイッターで「ひとりごちる」という表現に関係した話題が流れていました。
内容を読んでいくと、古い表現や難解な表現は読み手の負担になるから、読んでもらいたいなら書き手はそういうのをつかわない方が良いと思う、という感じのお話でしたね。
これに関しては正直「う~ん?」と言う感じでしたね。

目次

難しい表現について

「ひとりごちる」とは、いわゆる独り言を言う、というような感じの言葉ですね。
『独り言つ』と漢字にすると分かりやすいかな。
詳しくは辞書を調べて頂けると、理解しやすいと思います。

さて、そんな表現ですが。
私は使用する事、読む事に対しては、使用すべきではない、とは全く思いませんでした。

例えばこの表現に関しては、ビジネス用語や学校から配られるプリントにはないでしょう。
あるのはそれこそ『本』です。
本というのは知らない事を知ってなんぼだと思っています。

読書は積み重ねであり、そこに年齢は関係ない

私の元同僚のお子さんに、学校の図書館を読みつくし、市の図書館へも毎週通って本を借りるくらい本が大好きな子がいます。
彼女は小学校三年生なのですが、大人でも知らない表現や知識を、何も見ずにすらすらと答える事が出来ます。

つまりはそういう事なんですよね。
本が好きで、読む事が好きなら、自然と頭の中に入って来るし、知らない表現や漢字は辞書やスマホで調べる。
それは子供の頃から当たり前の事でした。

なので、たぶん、難しい表現に難色を示すというのは、あまり本、もしくは文章をを読む事がお好きではないからなのだろうな、と思いました。
本にも色々種類はありますが、純文学でも漫画でもライトノベルでも、難しい表現を入れているものは少なくありません。
もちろんそればかりだと読みにくいので、適度なバランスは大事だと思いますけどね。