【映画】映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険

映画ドラえもんの最新作、『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』が3月4日から公開されますね!公式サイトに掲載されているあらすじを読んだところ、今回のドラえもんは南極での物語の様ですね。真夏の暑さに耐えかねたのび太たちが、涼しさを求めて巨大な氷山に向かうまでは、のび太たちらしくてするりと想像が出来ました。暑いから涼しい所に行きたいって私達でも思いますもんね。お店とか図書館とかの方が自宅よりも涼しいですし……!

氷山でドラえもんのひみつ道具「氷細工ごて」を使って遊園地を作っていたところ、氷漬けになっている不思議な腕輪(リング)を見つけるらしいのですが、氷細工ごてってどんなのかなって思ったら、原作(大氷山の小さな家)に出ているひみつ道具なんですね。

氷を溶かして自分の好きな形に形作ることができるひみつ道具です。氷像作りに便利そうなひみつ道具……!遊園地が作れるという事は、やる気があれば様々な建物とかも普通に作れそうですね。氷のお城とかアナと雪の女王みたいな感じで作れたら楽しいですよね。そう言えば、アナと雪の女王、近いうちに地上波で放送されるみたいなので楽しみですね!

さて、話を戻して。のび太たちが見つけた不思議な腕輪は何でも10万年前に氷漬けになったとのこと。しかも人が住んでいないはずの南極に。腕輪の落とし主を探して南極を目指すと、氷の下に閉ざされた巨大都市遺跡が……!

うおお、ロマンですね……!落とし主を探そうってところがのび太たちらしくて優しいなって思うのですが、辿り着いた先で巨大都市遺跡を見つけるとか、テンションが上がりました。しかも氷の下、これは想像が膨らみます。そこで10万年前に行って落し物を届けようっていうあたりが、確かにドラえもんなら出来るだろうけれど凄い発想だなぁと思いました。

今回の映画はキャッチコピーも凄く良かったのですが、予告編で流れるのび太の台詞、

「ドラえもんはいつだってぼくを助けてくれた。だから、だから今度はぼくが、ぼくがドラえもんを助けるんだ!」

が、主題歌の平井堅さんが歌う「僕の心をつくってよ」と合っていて、涙腺を刺激されました。あと、今回、凄く映像が綺麗ですね。氷の世界が舞台だからか、光の表現がいつもより気合が入っている気がします。映画館で見たいな、これ……!

そう言えば、今回の映画のストーリーやPVを見ていて、私は『映画ドラえもん のび太と雲の王国』を思い出しました。

>映画ドラえもん のび太と雲の王国【映画ドラえもん30周年記念・期間限定生産】 [ 大山のぶ代 ]

こちらは雲の上に王国を作ろうとするところから始まる物語です。環境問題をテーマに描かれた物語なので、子供心に怖いなと思ったシーンも幾つかありましたね。TV版で放送された一部の物語と繋がっているので、そちらを見たことがない人にとっては分かり辛い部分があるかもしれませんが、面白かったです。二つの作品に関係性はありませんが、何となく似た雰囲気を感じるな、と思いました。