言いたい事を我慢しても、会社は助けてくれない。自分は自分で守るしかない。

社会人になると、言いたいことはあっても我慢してしまうって事、ありますよね。私も仕事をしていると、「〇〇って言ったよね?」(え……言っていないけど……)って言う事がよくありました。

思った事を言ってしまえば、場が壊れる。嫌われる。余計に怒られる。だから言えない。言わない。黙って、我慢して、我慢して。そうした末に、私はうつに近い状態に陥りました。コップと一緒ですね。心には我慢できる限度があるんです。

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言いたい事を我慢すると

言いたい事を心のコップたくさん入れて、それでも言わないようにと我慢して凍らせて、やがて限度を超えてコップは割れる。そして、ダメージを追うのは自分だけです。我慢していれば何とかなる、それは職場だけであって、自分は何ともなりません。自分が傷つくのが怖くてしていた事が、ただ自分を傷つけるだけのだったのです。

職場では上手くやろう、時間外でも飲み会に参加して仲良くなろう、社員は家族だ、古くからある日本の仕事の考え方です。でもね、世の中変わってきているんです。

仕事は仕事、プライベートはプライベート

私は、職場ではほどほどに上手くやって、仕事が終わったら職場との繋がりを一切断ちたい人間です。だって、友達とは一緒にいても楽しいけれど、職場の人って友達じゃないじゃないですか。仲間ともちょっと違うと思うんですよ。いわゆる、同窓生とか、そんな感じの立場だと私は思っています。

仕事を円滑にとか、影で色々言っているのに、その場しのぎの飲み会でわーわーしたって、何も楽しくないじゃないですか。次の日も仕事があるし、行きたくないのにただ時間とお金を浪費しているだけ。もちろん、付き合いたい人もいます。尊敬できる人もいます。けれど、そういう人達がいない飲み会なんて、ほんとうに、ただの浪費と同じだと思っています。

それで仲良くなれたなら、言いたい事を我慢なんてしません。仲良くなれないんです。結局、表面上ですから。同窓生は友達ではありませんし、会社は家族でもありません。家族ならば、自分が助けていたのならば、困った時に助けてくれるでしょう。

でも、違いました。「休職は困るから無理」と一言。心が壊れかけても、返って来たのはその言葉だけ。結局、自分で自分を守るしかないんです。言いたい事を我慢して傷つくよりも、言いたい事を言って「それじゃサヨナラ!」と辞めて、自分が元気でいられる内に、別の仕事を探す方が何倍も良いと思うのです。