アットホームな職場より、定時で帰れる職場が良い。

求人情報を見ていると、時々目にする「アットホームな職場です」という言葉。確かに家族のように仲の良い人間関係は有難いのですが、どちらかと言うとアットホームな職場よりも定時退社でゴーホームしたい私です。アットホームな職場です、というのは職場環境の良さをアピールするために使われやすい言葉だと思うのですが、そもそもアットホームってどんな意味なんでしょうか。ふっと思ったので調べてみました。

目次

アットホームな職場とは?

アットホーム(at home)とは「自分の家にいるようにくつろげるさま」「家庭的」という意味があるようですね。つまりアットホームな職場とは「自分の家のようにくつろげる職場」「家庭的な職場」って事ですね。改めて意味を知ると「そんなわけあるかーい!」ってちゃぶ台を返したくなったのは私だけではないはず(笑)

確かに、あるところにはあると思いますよ、そういう環境の良い職場って。でもそういうところって基本的に人が辞めないから、求人情報には載ってくる事が少ないんですよね。

実際の職場にアットホームさはあまりない

実際に職場ってどういう所かを考えると、私としてはくつろげないどころか周囲の人間が自分を監視しているような錯覚を覚える場所のような気もします。

「あの人がこんな事をしていた」とか「あの人がこんな事を話していた」とか、さっきまで話題の人と笑って話をしていた人が次の瞬間には他の人とそういう話をしている、というのをよく目の当たりにしていたので、求人情報に「アットホームな職場です」というと書いてあるのを素直に信用出来ないのですよね。

なら逆にどんな職場がいいのか?

ならばどんなものなら信用出来るかと言えば、「うちは17時で定時退社させる職場です!」とか具体的な言葉なんですよね。定時退社できる、ではなく、させる、が大事だと思うんです。

そこで求人情報で『定時退社』を検索してみたところ、この記事を書いた時点がで5,244社ヒットしました。ただよく見ると「定時に退社出来る事も少なくありません」「定時退社している先輩もいます」など、ちょっと心配な書き方もあり、しっかりと読んで調べた上で判断した方が良さそうな部分もありますね。

仕事に何を求めるか

仕事というものに何を求めているかは人それぞれ。私の場合は何よりも「自分の時間」が大事でした。残業代を貰っても、給料がいかに良くても、定時で帰って自分の時間を確保し、家族と過ごしたい。これが私が働く上で一番大事にしたい事です。

今までの事を思い返してみると、これが崩れた時に私は転職を考えていました。人間関係に悩んで家に帰っても仕事の事が頭の中から離れずやりたい事に集中出来ないとか、帰宅時間が遅く自分の時間が取れないとか、基本的に「時間」に絡んだ事ばかりでした。とにかく自分の時間が欲しくて、やりたい事をやりたくて、それが出来ないのが苦しくてストレスになって……って感じですね。

私の場合は「時間」でしたが、他にも「給料」や「人間関係」「職場環境」など、その人によっては何が大事になるのかは違います。ですので転職に悩んだ時は「自分の中で最も優先されるべき事」をまず見つけ出して、そこから職業を探して行くのも、仕事を長続きさせる方法ではないかな、と思いました。