お盆の時期が近づいてきましたね。
お盆は、ご先祖様が帰ってくる日。
それに合わせて、お墓参りや家族に会うために帰省する人も多いと思います。
私は実家に住んでいるので、帰省というものには、あまり関係がないのですが、最近の状況から「帰省してほしくない」という言葉があちこちで聞こえてきます。
今の状況から考えると、その気持ちもすごく良く分かります。
お盆以外の連休中にも、県外車が地元をたくさん走っているのを見ると不安になりますから。
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帰省するなとは言えないけれど
法で縛られているわけでもなく、禁じられているわけでもなく。
あくまで「自粛」という形でお願いしている以上、帰省するなとは誰にも言えません。
けれど、本音を言えば「帰って来てほしくない」という気持ちはやはりあります。
地元に広まったらどうしよう。
うつったらどうしよう。
そしてもし、自分の家族が原因であったら、どうなるだろう。
こういう不安はあります。
自分は大丈夫、ちょっとくらいなら問題ない。
と思っていて、後から……っていうことは、やはりあります。
帰りたい気持ちは分かる
故郷を離れて、都会で仕事や生活をしていれば、こういう時には帰って来たい。
その気持ちは本当によく分かります。
私も仕事で数日空けた時ですら、早く帰りたい気持ちでいっぱいでしたから。
それが数か月単位、年間単位で空いていれば、帰りたいのは当然です。
それに事情もあるでしょうし、どうしても今年でなければ駄目ということも、もちろんあると思います。
それは仕方ないですが、そうでないならば、今年は何とか我慢してほしいというのは、田舎暮らしからすればやはりあるんですよ。
帰りたい気持ちはわかっても、歓迎できない気持ちもある。
分かって欲しいとは言いませんが、そういう気持ちもあるのだと気に留めておいて欲しい。
人間不信になりつつある今だからこそ
つい昨日、フェスなんて称して、大変身勝手な事を言い出した団体がいましたが。
ああいうのも含めて、他人に対して、不信感を抱きやすいのが現状です。
マスクをしていないとか、
帰省してきただとか、
そういう事で、人間関係はあっという間に崩れます。
人間不信になりつつある今だからこそ、出来るだけ静かに、やり過ごしたら一番だと私は思います。
みんな頑張ってるんだよ!
なんて同調圧力は好きではないですが、自分がもしそうだったらどうなるだろうと、
ほんの少しでも想像力を働かせてみて貰えたら、有難く思います。