オリンピックで話題のサマータイム!メリット・デメリットは?

最近、SNSなどでもサマータイムの話題をよく見かけます。何でも平成31年、32年に限ってサマータイムの導入を検討しているらしいですが……そもそもサマータイムとは何なのでしょうか、夏時間――何となく夏に絡んだ何かなのだろうな、というのは伝わってくるんですが、それが一体何なのか良く分からなかったので、ちょっと調べてみました。

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サマータイムは日光節約時間

サマータイムは、正式にはデイライト・セービング・タイムdaylight saving time)と言います。直訳すると日光節約時間となるもので、夏の日照時間が長い時期だけ時計を1時間進めて、太陽が出ている明るい時間帯を有効に活用しよう、という制度の事だそうです。

省エネルギーや経済に良い影響があるとの事で、言葉だけ聞くと良いものにも思えますが、時間を進める事の意味が今一つ分からない。ですが各業種のシステムを担当する方々に相当の負担が行くものであるだろうという事は想像が出来ました。

さびねことしては、サマータイム導入より「給料などを減らさずに8時間労働を短くして、誰でも15時には帰宅できる」というような制度を作った方が経済効果も人の心も穏やかになるのではと思っています。企業的には分かりませんが、生活に余裕があって、さらに自由な時間が多ければ消費はしますからね。

そもそも何故サマータイム?

今になってどうしてサマータイム導入の話題が出て来たかと言うと、東京オリンピックが絡んでいます。酷暑の中で協議をする選手たちの負担を出来るだけ減らすためという事ですが……この暑さがオリンピックの時まで続いていれば、サマータイムだけではどうにもならない気もしますね。朝からすでに暑いですし、東京の方はアスファルトの照り返しも大変でしょうから。

東京オリンピックの暑さ対策は、打ち水やサマータイム導入ではなく、もう少しちゃんとした設備を考えた方が喜ばれるのではないかと思いました。今でさえ熱中症が多いのですから、オリンピックの時なんてもっと大変な事になるかもしれません。