【漫画】ネタバレなし、ハイキュー!!33巻感想

ハイキュー!!の33巻が発売になったので、早速購入してきました。今回のサブタイトルは「バケモンたちの宴」との事で、ワクワクしますね。

表紙はレシーブをする日向翔陽。前巻のあのレシーブを思い出します。ジャンプ系の主人公は、時々こう、超人のように進化する事があるのですが、ずっと努力を描かれていた日向が作り出したこのシーンは、読んでいて胸が熱くなりました。

目次

稲荷崎との決着

今回の巻では、優勝候補と呼ばれた稲荷崎高校との決着が描かれています。それぞれが進化しよう、と努力してきたものが形になって来たという印象を受けました。

ハイキュー!!は、登場人物たちの名前がセットというか、影響を与える関係が名前で分かるんですが、稲荷崎戦いでは『太陽』の日向と『月』の月島の成長がメインで描かれていたような気がします。お互いにちゃんと意識して、ライバル関係でもありながら言葉にはしないけれど認めている、そんな印象を受けました。

月島で描かれていた印象的なシーンが、今回日向で描かれれているのが、ぐっときます。ネタバレになるので多くは言えませんが、ハイキュー!!は登場人物たちの成長の仕方が本当に丁寧なんですよね。ちゃんと以前の巻の伏線も各所で引っ張って、その時の事があるからより強く深いイメージと感動をを与えてくれます。

常に全力を魅せてくれる

ハイキュー!!は一戦一戦に手加減というものを感じない試合を繰り広げています。実際の試合であったら、次の対戦のためにこのカードは隠しておこう、となるじゃないですか。それがハイキュー!!にはないのです。

とにかく全力の彼らの戦いを追っていると、読んでいて呼吸を忘れるくらいの熱気と集中力を与えてくれます。常に全力を魅せてくれる作品なのです。恐らく古舘先生も全力で描いているのではないかな、と思うシーンばかりでした。本当に良かった。稲荷崎の次はあるのか、それはぜひ、漫画を読んで確かめて頂きたいです。今回も素晴らしかったです。

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