X(旧Twitter)の仕様が少し変化したのもあってか、ここ最近、攻撃的な投稿が目に入るようになってきました。
対戦型SNSと称している方もいらっしゃいましたが、議論ではなくレスポンスバトルの側面を強めているという風でしょうか。
また、ここしばらく見かけなくてほっとしていたBOTのようなリプライも再び出現するようになり、再び仕様が変わったのだろうなと感じます。
そんなSNSですが、昨今では炎上するたびに「SNSのせい」とメディアや政治家の一部の方々が、定型文のように発信するようになりました。
確かにSNSは昔からそういう側面がありまし。顔が見えないから、匿名だから、好き勝手なことをつぶやける。車を運転する時に気分が大きくなってしまうことと似ているのかもしれません。
もちろん何を言っても誰にも分からない、なんてことはなく、開示請求の手続きを取ればどこの誰かなんて分かりますし、訴えられる可能性だって十分にあります。そういうリスクがあることも理解した上でコメントを残さなければならない場所です。
インターネットに投稿したものは、ずっと残り続ける可能性がある。デジタルタトゥーというものです。
その前提で、何もかも「SNSのせい」にしないでいただきたい、との気持ちもあります。それさえ言っていれば、昔は問題を終わらせられたのでしょう。某学校問題でもそうでしたが、恐らくずっと、ああやって問題を隠蔽して上手く行っていたのだろうと感じました。
SNSのせいもある、けれども、SNSのせいだけで話を終わらせるな。私はそう考えています。