月のものがくるとつらい……。
そんな話を学生時代も友人から聞いたことがあるのですが、実は私、月経前症候群(PMS)というものは、子供の頃には意識したことがありませんでした。
「しんどいな~」とか「つらいな~」という気持ちはあったのですが、「まぁ毎月の事だし……」としか思わなかったんですよ。
それが一気にひどくなったのが、社会人になってからでした。
目次
気持ちの落ち込みやイライラなどの鬱状態がとにかくつらい
生理初日~2日目くらいの体のだるさ、下腹部の痛さはもちろんですが、それ以上につらかったのが生理になる一週間前くらいからの気持ちの落ち込みでした。
情緒不安定、イライラ、ささいなことで腹が立つ、そして極めつけにそれで起したトラブルの自己嫌悪。
毎日、毎時間単位でそれがループするんです。
正直、地獄かと思いました。
この不安定さはたぶんそうだな……って思っていても、全然どうにもできない。婦人科を受診するのが良いとは聞いていたのですが、なかなか一歩が踏み出せなくて。
毎月、我慢……いえ、我慢しきれずに周りに当たりそうになるのを必死で抑えるのが苦痛で、苦痛で。もういっそ倒れた方が楽なんじゃないかな……って思うくらいしんどかったです。
生理になるとストンと落ち着く
私の場合、このしんどさは生理になる前までで、生理になったとたんにすとんと気持ちが落ち着きます。
もう本当に心も体も軽くなった感じ。体の方は痛みが続くので寝込んでいたい気持ちにもなりますが。
気持ちの面が本当に楽になって開放感があるのですが、同時に、生理前までの不安定さに落ち込みます。
薬で抑えられる。
そうは聞きますが、なかなかいけないんですよね……。
「行けば良いじゃん!」
って言われるかもしれませんが、はじめの一歩ってすごく大きいんです。以前に心療内科を受診した時もそうだったんですが、とにかく「初めて」って怖いんですよ。
家族の誰か、できれば同性に付き添ってもらって行ったら少しは気持ちが楽かもしれません。
社会人になってひどくなったのはストレスが原因
月経前症候群(PMS)について調べていくと、ストレスも関係しているそうです。
社会人になって半端ないくらいストレスを感じていたので「ああ、これのせいだ……」って納得しました。
こう考えると学生時代はストレスほとんどなかったんだな、私……。
仕事でも精神的につらいうえに、月経前症候群でさらに辛いなんて、ほんと地獄だなって思いました。
自分ではコントロールできない辛さ。
「助けて!」って言いたいくらいのものです。なかなか理解されにくいものなんですよね。
病院に行って薬をもらいつつ続けるか、もうスッパリ仕事を辞めるか。たぶんこの二択なんですよね。
どちらが自分にとって良いのか、考えていきたいと思います。