ミスをいつまでも引きずってしまう そんな癖を直す方法

一つ失敗をすると、いつまでも引きずってしまう……。
そんなことはありませんか?

私もよくあって、仕事や、趣味の延長でも失敗をすると、自分の全部が否定されたような気持ちになって落ち込んでしまいます。
酷い時には何も手が付かないくらい、頭が真っ白になる。

少し意味が違いますが、冷や水を浴びせられたって感覚が良く分かるんですよね。
顔がサーッと青くなるような、ゾッとした感覚。
あれがよくあります。

目次

他人からミスを指摘されてパニックになる

その中で一番辛いのが、他人からミスを指摘された時。
自分だけの範囲で、自分で失敗やミスに気が付けば「あ、しまったな……」「次は直そう……」って落ち着いていられるんですが、それが他人からの指摘だった途端にパニックになってしまいます。

自分がミスしたことを自分で飲み込む、理解する、反省するの流れを、自分でも気づいていない時に指摘された途端に崩れてしまうからなんですよね。

怒っているわけではないのに、そう感じてしまう

でも相手も私自身を否定するために言っているんじゃなくて、

「ミスしたから気を付けてね」

とか、

「これってちょっと違うけど、どうなってる?」

疑問の意味を持って言ってくれていることが多いです。
でもその気遣いや疑問が、頭の中で「お前は間違っている!」「何てことをしてくれたんだ!」と無意識に詰め寄られているように感じてしまうのが、私にとっての問題でした。

頭の中でマイナスに変換されてしまう

これは今までの経験も入っていて、

『指摘されること』=『怒られる』

という、思い込みがどうしても自分の中からぬぐえないんですよね。
そして、

『迷惑をかけてしまった』
『完璧にこなさなきゃまた怒られる……』

って、頭の中で堂々巡り。
そして自分で自分のくびをしめるようにパニックになってしまうんです。
あまりにひどい時は精神を安定させる薬を飲んだ事もありましたね。

気持ちを吐き出すことが一番

どうしたら落ち着いていられるか、対処法を探して色々調べたこともあります。
でもあまりこれだ!というものがなくて。
結局、精神的に変わるしかない、という答えしか得られませんでした。

それで変わるなら変わりたい……と思っても、やはりうまくいきません。
こういうのは慣れとも言いますが、慣れようにも苦しくなってしまう。

なので私は、その時の感情を文章で書くことにしました。

経緯を書いてしまうと見直した時にダメージが大きいので、その時思った事、感じた事、申し訳なかったと思った事など、そういう感情を文章に書くんです。
箇条書きでも全然大丈夫です。
とにかくその時の気持ちを、文章という言葉で吐き出す。

そうしていると、ゆっくりと落ち着いて来られるんです。
黙って自分の中だけで解決しようとすると、逆に苦しくなってしまうので、文章という形で発散するという感じですね。

そうしていると「ああ、そうだ、こうしたらよかったんだ」って自分の中で折り合いをつけることが少しずつですができるようになりました。

もし同じように悩んでいる方がいたら、まずは自分の中にため込まず、外に吐き出すと、少し視界が明るく開けますよ。