大人になってから分かる教師の仕事の大変さ

モニタリングを見ていたら、不登校の女の子をずっと励まし続けてくれた先生にお礼を言いたい、という趣旨の番組企画が放送されていました。話を聞けば聞くほど、良い先生がいるんだなぁと感心しつつ、思わず涙が出ました。

教師という仕事について

教師ってどんな仕事なんだろうと考えると一番は勉強を教えてくれる人、というのが浮かんできます。その次に多感な学生時代を導いてくれる人ですね。一時期テレビドラマで学校ものが流行っていた事がありましたが、あんな風な先生になりたいな、と憧れた人もいるのではないでしょうか?私は教師という職業を目指した事はないのですが、ああいう風に他人のために頑張れる人間って本当に凄いな、と感心したのを覚えています。

第三者から見た教師の仕事①

第三者の意見になりますが、実際には教師というのはかなり大変な仕事だと思います。例えば間違った事をした学生を叱る、という事でも大分受け取られ方が違ってきたように思います。

私の学生時代は先生に怒られる=自分が悪い事をしたという認識でした。でも今では怒ると親が出てくる、という話を聞くようになりました。この辺りが私には少し違和感を感じています。怒られた事で親が出てくる、という部分がよく分からないんですよね。

私だって怒られるのは嫌ですけれども、自分が悪い事をして怒られるならば仕方ない事ではないのかな、と。もちろんただ好き嫌いで怒ったり、何もしていないのに怒られたというのならば話は別ですが、そうでないなら親が出てくる必要はないんじゃないかな~と思うのですよ。

親が出て抗議すれば先生は文句を言えない、逆に先生に謝罪させる事が出来る。訴えられるかもしれないし、教師という仕事を辞めさせられるかもしれない。そういう恐怖があると知人から聞きました。

私も接客業が長いので教師と言う仕事は違っても、何となく分かります。クレームをつけられれば、幾ら間違っていなくても説明しても通じず、最終的に謝罪させられる、という事は何度かありましたから。

第三者から見た教師の仕事②

部活動ってあるじゃないですか。部活動には先生が顧問としてついてくれるんですが、あれって先生にとっては負担になるそうなんですよね。最近知って驚いています。教師の仕事時間って大体8時~17時・18時くらいまでらしいんですよね。私達も基本は8時間労働ですからそこは一緒でした。

でも部活動って大体授業が終わった後や土曜日・日曜日に行われるじゃないですか。完全に時間外労働ですよね。大人になって私は、私達が「残業が嫌だ」とか「帰りたい」と言っているのと同じく、先生達も帰りたいのではなかったのか、と気づきました。休みなのに休めないわけですよね。

顧問の先生がいるというのは当たり前のように思っていたのですが、その当たり前が本当は当たり前でなかったんです。無理して来てくれていたんじゃないか、とか。本当は休みたかったんじゃないか、とか。今さらながら申し訳なさと、改めて感謝の気持ちが浮かんできました。

大人にならないと分からない

最近になって「残業が月に100時間未満で」という事が法律で決まったじゃないですか。今まで上限が設置されていなかったものに、ようやく上限がつけられたんです。報道の仕方の悪さが目立ちますが、今までは実質無制限だったのが、ようやく上限が設置されたんですよ。無制限であったことの方がおかしいんですよね。

ちなみに月に100時間だと、1日どれくらいになるか完全週休二日制で計算すると、

100 ÷ 22日 = 4.54時間

100 ÷ 23日 = 4.34時間

となります。こう見ると受ける印象的には大分下がった感じがするのですが、別に毎日これだけ働かせてもいいよ! ってわけではないと私は思っています。多分、先生達もかなりの時間、残業をしているんじゃないかなって思うんですよ。

でもこういう事って学生時代には分からないんですよね。大人になって、働き始めてようやく、先生達って大変だったんだな、と思えるようになったんです。もっと早く知りたかったなぁと私は思いました。これこそ学校で教えるべき事なんだろうなと思いました。