自分の常識は、必ずしも他人の常識ではないというお話

「あなた、本当に変な人ね」

仕事上の人間関係で、そういわれた事があります。
言葉に含ませる意味合いによっては『良い』と『悪い』の二種類になる言葉ですが、私は後者でした。

私、仕事上で言い返す事ってほとんどなかったんですよ。
言い返した後の事を考えると、途方もなく面倒くさくなって。
相手は言ってスッキリしているだろうけれど、私の方はずっとモヤモヤしている事ってよくありました。

あともう一つ、口下手だという事があります。
考える事が先行しすぎて、考えがたくさん浮かんでき過ぎて、言葉にならない。
その言葉を出す前に、相手が大量の言葉をぶつけてくるんです。

勝てるか勝てないかと言えば、勝てませんよね。
次の言葉に上手く言葉を返せないから黙るしかない。

いっそ怒鳴って全部ぶちまけた方が楽だなってことは、何度もありました。

黙っている人が負けるのはおかしい

正義は勝つという言葉がありますが、実際にはどうかは私は分かりません。
口が達者な人が勝って、口下手な人が負ける。
こういう構図をよく見てきたからです。

「だったらうまく口が回るように練習すればよいじゃない」

って思いますよね。でも練習には相手がいるんですよ。
人形相手じゃ言い返してくれないですからね。

この経験が多すぎて、話す事が億劫になって。
一時期、電話を出るのが怖くなって出れなくなった時期がありました。

文章の方がよほどちゃんと話せます。
そういう意味で私はリアルよりネットの方が安心します。

インドア派を貶める風潮には確かにある

アウトドア派、インドア派。
色々いますけれど、割とインドア派って貶められる傾向にあります。

私はインドア派ですが、コロナになってからは「あなたにとっては良い環境よね」「何も苦痛じゃないよね」なんてことを言われることがありました。
確かに苦痛ではない。
けれど苦痛なのは、そう馬鹿にされることでした。

インドア派で何が悪いのか。
家にいる事に幸せを感じる事がどうしていけないのか。

これを聞き返すと「別に悪くないけど……」と言葉を濁される。
仕事もそうですが、リアルだと個性を潰されるように感じました。

コロナになってからは余計にそのストレスを発散しているような感じ。

自分の常識は他人にとっての非常識

自分がされて嫌な事は他人にはしない。
そういう言葉はありますが、これは「想像力」の話だなと思っています。

例えば唐揚げに勝手にマヨネーズをかける人がいたとして。
自分が好きだからって、それをする前に「かけない」選択をすることが、そういう事なのだと思います。

人には人のペースがあるんだから、自分の中の常識で人を当てはめるな、が正しいんじゃないかなと。

私もせめて相手を貶めるような攻撃的な人間にならないように、生きていきたいです。